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女は黙ってHTML手書き!の理由

職業訓練でヒーヒー言いながらHTML/CSSを学んだ後、ノーコードでサイトを作れるWordPressの講義を受けた。Webデザイナーである先生が「クライアントに提供するサイトの大半はWordPressです」と言っていた理由がわかった。そもそもクライアントは、コードの知識がないからプロに依頼するのだ。だから、納品後に自力でサイトを更新してもらうには、一般的なブログサービスのように簡単に投稿できる仕様にしておく必要がある。同時に、今どきのちゃんとしたデザインのサイトであることも求められる。その二つの条件が揃うWordPress、なんて偉大なんだ。私も、いつか誰かにサイト制作を頼まれたら、WordPressのお世話になるのだろう。そのためにも、今のうちから慣れておきたい。

一方で、WordPressを触っているときにモヤモヤした気持ちになった。学んできたコードの知識が活かされるとは言え、コードを記述する必要がないというのは寂しい。その根っこにあるのは、PCの知識が豊富な、昔ながらのアキバ系オタクへの漠然とした憧れのせいだ。二次元のキャラクターで言えば、『STEINS;GATE』の橋田至(ダル)をめちゃくちゃ尊敬する。スーパーハッカーのダルにとって、HTMLを自在に操ることなど造作もないだろう。実在の人物なら、同じくシュタゲに声優として出演していた、桃井はるこさんが真っ先に挙がる。モモーイは自身の公式サイトの他に、予備用として自作のサイトを持っている。かつてはトップページに「女は黙ってHTML手書き!」といった文言が書かれていた。インターネット黎明期からネット上で発信活動を行う、元祖アキバ系女王の異名は伊達じゃない。理数が苦手な私でも、地道にコードを打っている間は彼らに近づける気がするのだ。

時代が移り変われど、初めてPCを触った1999年のドキドキ感は忘れない。便利なサービスがどんどん生まれる中、原始的でもインディペンデントな姿勢でWeb学習に取り組んでいきたい。